【日経QUICKニュース(NQN) 山本裕二】外国為替市場でブラジルの通貨レアルが急伸している。現在は1レアル=21円60銭前後と1年ぶり高値圏にある。原油など資源価格の上昇や経済の回復が背景だ。中央銀行による利上げ継続で、レアル相場はもう一段の上げがあるという予想も聞かれ始めた。 ■ブラジル産原油の引き合いは強い ブラジルはカナダに次ぐ世界7位の原油生産国(2020年時点)。このところの原油高の恩恵を受けやすい。石油の世界最大の消費国である米国では新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、夏のドライブシーズンを迎えて需要が旺盛だ。石油市場に詳しいアナリストは「米国内のシェールオイル生産もま...
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