【QUICK資産運用研究所 望月 瑞希】学校教育では今まであまり触れられてこなかったお金のこと――。2022年4月から導入される高校の新学習指導要領では、高校生が株式や投資信託など基本的な金融商品のメリットやデメリットに触れ、資産形成の視点を学ぶようになります。これに先駆けて、23日に資産形成を遊びながら学ぶイベントを千葉県市川市にある学校法人日出学園で開催しました。イベントではQUICKが開発した資産形成をテーマにしたカードゲームを使って、日出学園の高校2年生20名に遊んでもらいました。
参加者はゲームの遊び方のレクチャー後、4人ずつ、5グループに分かれてゲームをプレイしました。その後、QUICKの担当者がゲームに登場した「株式」「投資信託」など金融用語の説明や資産形成の必要性について解説しました。
※ゲームでは資産形成にまつわる様々なイベントが発生し資産が増減する
株式や投資信託などの概要や値動きの性質について理解を深めた後、改めてゲームを体験。2回目は、参加者各自が学んだ知識を基に戦略を考えながらゲームを楽しんでいました。高校生たちの飲み込みは早くゲームのルール、資産の増える・減るを直感的に理解した様子でした。参加者は手持ちの資産が増えていくと喜びの声を挙げたり、資産が一気に減ってしまう場面に遭遇すると、落胆の声を挙げたりして、盛況の中でイベントは終了しました。
イベント終了後、参加者からは、「お金を増やすって短期的なイメージだったけれど、長期目線が大事ってことを学べてよかった」「お金のこと、難しいイメージがあったけれど、ゲームを通して仕組みをよく理解することができた」「家族ともこのカードゲームで遊んでみたい」など感想を述べていました。
このカードゲームは「資産形成王」といいます。コンセプトは「親子3世代で遊べるカードゲーム、資産形成のイロハを学ぶ」として開発しました。老後資金2000万円問題などをきっかけに日本ではかつてないほど資産形成に関する問題意識が高まっています。一方で資産を増やすことは資産が減るという「リスク」と裏表の関係にあります。このリスクの許容度向上を目指すこともゲームの狙いです。今回のイベントでは長期的な視野に立った金融教育の入口にもなり得ることが分かりました。今後もQUICKはこれまで培ってきた知見を基に金融教育への貢献を模索していきます。