【QUICK Money World 辰巳 華世】資産形成を意識する人が増えています。今回は資産形成に興味がある人に、一から資産形成を始めるには何円くらい必要なのか、資産形成を始めるのにベストな年齢、資産形成のメリットを解説します。さらに、初心者におすすめの方法、NISAやiDeCoの活用方法、初心者が資産形成でありがちな失敗とそれを回避する方法も紹介します。
この記事でわかること
☑資産形成を始めるには何円くらい必要なのか☑資産形成を始めるのにベストな年齢
☑資産形成を始めた方がよい理由
☑初心者におすすめな資産形成方法
☑NISAやiDeCoの活用
☑初心者が資産形成でありがちな失敗
☑初心者がありがちな失敗を回避する方法
一から資産形成を始めるには何円くらい必要なの?
資産形成と聞くと、退職金などまとまった大きなお金が必要に感じる人もいるかもしれませんが、実は資産形成はもっと身近なもので、いくらからでも始められます。
資産形成とは、資産を一から築いていくことです。資産形成の方法は大きく分けて貯金と資産運用があります。ちなみに資産運用は、資産形成の一手段として位置づける見方もあれば、資産形成でお金を作り、そのお金を資産運用するといった段階の違いとしてとらえる考え方もあります。
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資産形成の一つ、例えば、貯金で考えてみましょう。500円玉がいっぱいになると10万円や20万円になる貯金箱があります。財布に500円玉がある度に貯金箱に入れていくといつの間にかお金が貯まる仕組みです。いわゆる500円玉貯金、たった500円でも資産形成を行っていくことはできます。
しかし、この500円玉貯金。2022年1月からゆうちょ銀行が硬貨取り扱いの手数料も設けるなど、銀行に大量の硬貨を入金する際に手数料がかかるので注意が必要です。また、毎月一定金額を銀行に預けてお金を貯めていく貯金を考えた場合、銀行預金は元本保証がありますが、低金利で利率が低いので資産はほとんど増えません。
資産形成のもう一つの方法である運用を考えてみましょう。運用では株式や投資信託といった金融商品に投資をして資産を効率的に増やしていきます。積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)を活用した場合、100円から気軽に投資信託に積み立て投資をすることが可能です。楽天証券やSBI証券などは提携するクレジットカードによる投資積立サービスを展開しており、各カード会社のポイントも貯まる仕組みになっていて魅力があります。
つみたてNISA以外でも株式や投資信託は、5000円や1万円といった少額から投資をすることも可能です。株式は、一般的に100株から購入することができます。1単元が100株です。1単元(最低売買単位)を買うのに必要な「最低投資金額」は約2万円から3万円以上必要です。しかし、1株から取引できるミニ株(単元未満株)で投資するという手もあります。そうすれば5000円など少額から株式の取引が可能です。
投資信託は1口から投資をすることができます。投資信託の多くは1万円前後から購入することができます。毎月100円から投資信託に積み立てるサービスをしている証券会社などもあります。
資産形成と聞くと、始めるのに大きなお金が必要と感じる人もいるかもしれませんが、このように資産形成はたった100円からでも始めることができます。
資産形成を始めるのにベストな年齢
資産形成は年齢に関係なくいつでも始めることができます。ただ、資産形成は運用期間が長いほど有利になるので、できるだけ早く始めた方が良いです。長期的に運用した方が複利効果も加わり資産が増えるので、社会人になり自分でお金を管理し始める20代から資産形成を始めるのがおすすめです。
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