日経リサーチの「金融RADAR特別調査2021」が環境・社会・企業統治に注目して投資先を選ぶ「ESG投資」についての関心度を調べたところ、20~30代で「興味や関心がある」の割合が37.7%と他の世代と比べ高かった(図1)。投資商品を保有している人(1797人)が対象。関心があると回答した人のうち、「ESGへの企業の取組みを意識して投資している」割合も、20~30代が26.0%と最も高くなった(図2)。
投資をしたい企業の取り組みとして関心が高い項目を集計したところ、各世代とも「気候変動への対策」や「再生エネルギーの利用」など「E(環境)」の項目への関心が高かった。20~30代は「ジェンダー平等など人権への配慮」や「働きがいのある職場づくり」などの「S(社会)」項目への関心が高めだった(図3)。
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日経リサーチ 生活者金融定点調査「金融RADAR特別調査2021」
調査地域:首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城)
調査対象: 上記地域に居住する20~74歳の一般男女個人
調査手法:WEB調査
回答数:3103サンプル
調査時期:2021年6月23~28日
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