【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】外国為替市場でオーストラリア(豪)ドルの対円相場に底入れの兆しが出ている。投資家がリスク選好姿勢を強めた局面で買いが入りやすい豪ドルは、このところの各国株式相場の調整が一服する中で円に対してじりじりと水準を切り上げている。経済的な結びつきの強い中国の景気懸念などに頭を抑えられてはいるものの、当面は1豪ドル=90円を割り込むような展開は見込みづらいとの予想が多い。 21日の東京市場で豪ドルは対円で94円前後で推移していた。準備銀行(中央銀行)が7日の理事会で通常の倍かつ市場予想も上回る0.50%の利上げを発表したことを受け、8日には一時96円85...
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