来週(12月12~16日)の外国為替市場で円の対ドル相場は軟調か。11月の米雇用統計など米景気の底堅さを示す指標の結果が相次ぎ、13日発表の11月の米消費者物価指数(CPI)も市場予想を上回る可能性がある。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識され、日米の金利差拡大観測から再び1ドル=140円台への下落を見込む声が強いようだ。
同期間の日経平均株価は不安定な展開か。13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果次第で上下に振れやすい。為替が円安傾向となれば輸出企業の収益の安心感につながり、株価の下支え要因になる。日経平均の予想レンジは2万7000円台前半~2万800...
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