来週(5月22~26日)の外国為替市場で、円相場は軟調な展開か。米経済の底堅さや6月の米追加利上げが意識されると、円安・ドル高が一段と進みやすい。米債務上限問題を巡る懸念は拭えないものの、市場では「(2022年の安値から23年の高値までの上昇幅の半値押し水準の)139円台半ばや心理的節目の140円を探る」(SMBC信託銀行プレスティアの二宮圭子氏)との声があった。
日経平均株価は底堅い展開か。今週末は1990年8月以来およそ33年ぶりの高値となった。短期的な過熱感から利益確定の売りが出やすく、市場では「いったん調整局面を迎えるだろう」(国内証券)との見方がある。もっとも、景気減速懸念がくすぶ...
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