東京証券取引所が5月25日発表した5/15~5/19の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を8週連続で買い越した。買い越し金額は7477億円と、前の週(5659億円の買い越し)から買い越し額は拡大した。
現物と先物を合算すると海外投資家は1兆2933億円の買い越しとなった。日経先物を1819億円買い越し、TOPIX先物は3637億円買い越した。
個人投資家は現物株を6週連続で売り越した。売り越し額は9274億円。前の週は3055億円の売り越しで、売り越し額は拡大した。
日経平均株価がひたすら上昇した週でした。 イベント的には特にありませんが、米国株価は債務上限問題でもたついていました。 やはりというか、海外投資家が大きく買い越し。個人投資家は逆張りの売り。 面白いのは、個人投資家、日経平均とTIOPIX先物は買い越ししていて、順張り派は先物を用いているようです。 また、海外投資家はプットを買い、コールを大量に売っているので。株価天井に備えたポジションも取っている感じです。