【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】外国為替市場で中国の人民元安・米ドル高基調が続いている。中国景気の下振れや不動産問題の深刻化への懸念が背景にある。中国人民銀行(中央銀行)は21日、景気刺激を狙って利下げに踏み切ったが、市場では「小出しで不十分」と受け止められた。経済の先行き不安を払拭できずに元は対米ドルで大きく下落し、同じ金融緩和国の通貨である円の売りに波及する場面がみられた。
中国人民銀は事実上の政策金利である最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)のうち、優良企業向け貸出金利の参考レートとなる1年物を0.10%引き下げて年3.45%とした。市場では0.15%の利下げ予...
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