イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃以降、国際金融市場において先行きへの不透明感が強まった。攻撃前の10月6日から24日まで、米S&P500種株価指数と東証株価指数(TOPIX)はともに1%程度下落した。一方、金は8%近く上昇している(各資産のトータル・リターン・インデックスより計算)。
パレスチナ情勢の不透明感により、「有事の金」が本領を発揮したのだろう。仮に原油価格が急騰すればインフレ圧力になるため、そのヘッジの意味もあるのではないか。
ちなみに、現存する世界最古の金貨は、紀元前610年から560年まで現在のトルコ西部に存在したリディア王国のエレクトラム金貨だ。金の利用自体は紀元...
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