東京証券取引所が11月16日発表した11/6~11/10の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を3週連続で買い越した。買い越し金額は783億円と、前の週(577億円の買い越し)から買い越し額は拡大した。
現物と先物を合算すると海外投資家は1兆1142億円の買い越しとなった。日経先物を8817億円買い越し、TOPIX先物は1542億円買い越した。
個人投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し額は2545億円。前の週は3868億円の売り越しで、売り越し額は縮小した。
日経平均株価は、月曜日に窓を開けて大きく上昇。その後は横ばいの動きでした。 前週の金曜日が祝日でした。その間に米国雇用統計があり、総じて弱め。そして米国金利が低下。 海外投資家は急ぎグロース系が多い日経225先物を大幅に買い越し。金利の峠は越えてグロースにようやく資金が回るのか?といった相場でした。