24年の日経平均は３万8000円まで上昇余地：フィデリティの重見氏（日本株ストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】資産運用大手のフィデリティ投信は７日、都内で「2024年の市場展望」をテーマにした勉強会を開いた。重見吉徳マクロストラテジストは「企業業績の上方修正余地や米国景気の底堅さなどを背景に、24年の株式相場は堅調に推移し、日経平均株価が３万8000円まで上昇余地がある」との見解を示した。
円の対ドル相場については、米金利の高止まりで日米の金利差が大きく広がらないとの見方から１ﾄﾞﾙ＝140～153円程度の範囲で推移するとの見通しだ。重見氏は米国が24年に景気後退（リセッション）入りしないことを前提に「米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げの開始は大方の市場予想...
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