【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】外国為替市場でユーロが弱含んでいる。25日の欧州中央銀行(ECB)の理事会後、ユーロ圏の中央銀行総裁による利下げに前向きな「ハト派」寄りの発言が相次いでいるためだ。短期金利市場はすでに4月の利下げ開始をほぼ織り込んでいる。ここからのユーロの下値余地は限定的との見方もある。
ユーロは29日、1ユーロ=1.07ドル台後半と2023年12月中旬以来およそ1カ月半ぶりの安値を付けた。30日の東京外国為替市場では米長期金利低下で反発しているものの、1.08ドル台前半で上値は重い。
重荷なのが、ECB理事会メンバーである各中銀高官の発言だ。フラ...
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