政府はデフレ脱却をいまだに宣言できないでいるものの、2024年度は3年連続で2%を超す物価上昇になる見通しで、事実上のインフレ時代に入ったとの見方もある。資産運用にはどう臨むべきなのか。東京海上アセットマネジメントの平山賢一チーフストラテジスト(写真)に聞いた。 ――インフレの時代がやってきたのでしょうか。 「21世紀の頭から産業社会から情報社会への移行が急速に進んで物価下落の圧力が強まり、時期が後ろ倒しになっていたが、いよいよ長期間のインフレの時代に入ったとみる。今後十年をみても、国家間の対立に振り子が振れ、インフレになりやすくなる。1910年代、40年代、70年代、2010年代にも...
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