【QUICK Money World】米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを決めた。政策金利の引き下げは2020年3月以来、4年半ぶり。短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は4.75~5.00%になった。
金融市場では今会合での利下げ開始が確実視されていたが、引き下げ幅については0.25%と0.50%で見方が割れていた。結果発表直後の外国為替市場で、円ドル相場は1ドル=140円台まで円高・ドル安が進んでいる。
FRBのパウエル議長は日本時間19日午前3時30分から記者会見し、政策決定の理由などを説明する。