【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】国内債券市場で日銀の次の利上げを織り込む動きが遅々として進まない。そんななかで3日深夜に飛び込んできた韓国の「非常戒厳」宣布。トランプ米次期政権の関税政策を巡る不安やフランスの政局懸念に加え、アジアにも不確実性の火種があらわれたことで、外部の波乱要因に敏感な日銀が腰を上げづらくなるとの見方を誘っている。
隣国で突然、民主化後に封印されてきた戒厳令が飛び出したことに対して市場参加者の多くは戸惑いを隠せない。3日の欧米市場では低リスク通貨の円に買いが集まり、円相場は一時は1ドル=148円台まで急伸した。米経済の楽観論から米国債は売られたが、韓国...

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