【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(1月6~10日)の米株式相場は上値を試す展開となりそうだ。堅調さを保つ米景気が株価を下支えしている。週内に発表される2024年12月の米雇用統計などの経済統計で労働市場が急速に悪化しなければインフレ懸念も後退し、株高を後押しするとみられる。 前週のNYダウは2週ぶりに下落 前週はダウ工業株30種平均が2週ぶりに下げ、週間で260ドル安となった。インフレ圧力が残るなか目先の財政・金融政策を巡る不透明感から米長期金利が高止まりし、株価の重荷となった。だが、米景気が堅調なのに加え、労働需給の緩和でインフレ圧力も後退していくとの見方から株式相場の下値は限られた...

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