【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】2025年最初の取引となった1月6日午前の東京外国為替市場で、円相場は24年12月30日の17時時点(1ドル=157円88~90銭)よりもやや高い水準で推移している。年末年始は日本政府・日銀による円買い介入への警戒感がくすぶり続け、米経済が底堅いとの見方を背景にした米ドル高の流れに乗れなかった。象徴的だったのが、中国の人民元相場が底堅さをみせたときのコンピューターの感度の高さだ。
24年12月31日午前のアジア市場。中国人民銀行(中央銀行)が公表した人民元売買の基準値は、市場参加者が直近のスポット(直物)相場から試算していた数値よりも大きく...

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