【NQNロンドン=蔭山道子】欧州中央銀行(ECB)は17日、0.25%の利下げを発表した。利下げは6会合連続。貿易摩擦の影響で欧州景気が失速するとの警戒感が背景にある。声明公表とラガルド総裁の記者会見を受け、追加利下げ観測が広がるとともに同日の欧州債券市場ではドイツやフランス、イタリアの長期金利が徐々に低下(債券価格は上昇)した。
ECBは17日、政策金利の1つで市場が注目する中銀預金金利を2.25%へ引き下げると決めた。利下げ局面に入った2024年以降では累計の利下げ幅が1.75%となる。米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を維持するのとは対照的で、ECBとFRBの政策金利差は約...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題