上場している小売業（外食など含む）のうち、特許を保有しているのはわずか26％。ただ、重要特許を保有している企業には、ユニークな商品やサービスを提供しているところが多く、特許が小売業にとっても重要な武器になっている。 重要 […]

QUICK編集チーム＝伊藤央峻 映像が空中に浮かび、触れることもできる「空中ディスプレイ」。ハリウッドのＳＦ映画に出てくるような、こうした独自の特許技術を武器に世界と渡り合っている企業がある。フォトブックの作成などを手掛 […]

不動産にもIT化の波が訪れ、「不動産テック」という言葉が聞かれるようになって久しい。ただ、いくらIT化を進めても、特許による保護ができなければ、いずれ他社に追い付かれてその優位性を維持することができない。 新興・営業重視 […]

サービス業で出願された特許は、出願件数が少ないだけに明確に他社との差別化要素になる。一方で、特許が切れた時の反動は大きい。製薬会社と同様、サービス業にはパテントクリフが存在するのだ。 サービス業にとっての重要な特許をもつ […]

2018年のＰＣＴ（特許協力条約）に基づく国際出願件数でみた日本企業のトップ３は三菱電機（6503）、パナソニック（6752）、ソニー（6758）だ。だが、３社の置かれた状況や戦略はそれぞれ異なる。 トップを走る三菱電機 […]

国際的な特許権利化の入口となるPCT出願（特許協力条約＝Patent Cooperation Treatyに基づく国際出願）。特許出願を強化している中国は、対象をデジタル通信、コンピューターテクノロジーに絞って出願件数を […]

一般的に特許出願の多い会社ほど技術・開発力に優れているが、特許出願の件数が多くても業績の悪い企業は存在する。件数だけでなく特許そのものの価値も加味して企業価値を評価する必要がある。特許に関して企業が内部で抱える詳細なデー […]

なかなか普及が進まない電気自動車（EV）。だが、ここにきて欧米のガソリン・ディーゼル車販売禁止の流れが加速し、再び脚光を浴びそうだ。EVの特許出願はおおむね巡航速度で推移しており、車体価格の引き下げと充電インフラの整備が […]

知財の重要性が広く認識される今、特許が重要な業種はどこか、あるいは同じ業種の中で特許出願が多い企業はどこかというのは関心の高いポイントだ。そこで、比較的、技術優位が業績に結びつきやすいと思われる中小型株の中から特許が重要 […]

あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の進展とともに市場拡大が見込まれる太陽電池。シリコン系太陽電池がコストと用途の両面で成熟するなか、脚光を浴びるのがペロブスカイト太陽電池だ。素材の改善が必要だが、変換効率ではシリコ […]

規模がモノを言う新薬開発、大型買収さらに加速 AIPE認定　知的財産アナリスト（特許）、弁理士、博士（理学）＝松田隆子 証券アナリスト＝三浦毅司   企業評価への視点 がん免疫療法に係る特許出願で、上位は中外製 […]

スタートアップ企業の活動が注目される自動運転技術だが、特許の出願では既に日米大手メーカーが逆転、その優位性が鮮明になりつつある。今後も続く巨額の投資負担を考えると、大手メーカーの技術的優位はさらに強まり、中堅以下のメーカ […]

レーザーで高速・高精度で距離を測る「LiDAR（ライダー）」と呼ばれる技術に注目が集まっている。LiDARは本格的な自動運転の実現に必須の技術。自動車メーカーやIT企業の開発が遅れるなか、光学系メーカーの技術が光る。旧来 […]

　本庶祐京都大学特別教授のノーベル生理学・医学賞受賞に沸く医薬品業界。電気機器・繊維製品・精密機器業界においてもQOL（Quality Of Life＝生活の質）改善の観点から、失われた運動機能の代替・リハビリテーション […]

人工知能（AI）などの次世代ハイテクからバイオ・創薬、さらにはビジネスモデルそのものまで、強力な特許、知的財産（IP＝Intellectual Property）戦略が企業の競争力を決定づける時代だ。株式市場でも、個別企 […]