【NQNニューヨーク=稲場三奈】米連邦準備理事会(FRB)は13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。3会合連続で政策金利を5.25~5.50%で据え置く公算が大きい。相次ぐインフレ鈍化を示す経済指標を受けて早期利下げ転換への観測が浮上するなか、2024年の利下げ開始時期や利下げの程度に注目が集まる。
FRBは政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25~5.50%で維持するとの見方が多い。米金利先物の値動きから金融政策を予想する「フェドウオッチ」によると、据え置きの確率は9割を超えている。経済や労働市場の過熱感が薄れていることを示す指標が続き、FR...
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