【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】4月24日の外国為替市場で円相場がついに節目の1ドル=155円を割り込んだ。155円をつけるとドルを買う権利が消滅(ノックアウト)した投資家がドル買いを急ぐため、円安・ドル高が加速するとの思惑も出ていた。フタをあけると、そうならなかった。相場の振れ幅はあまり大きくはならず、「過度の変動は阻止」の方針を掲げる日本の通貨当局による為替介入の判断はますます難しくなったようだ。
節目を突破したにもかかわらず、円の値動きが予想外に穏やかだった理由は主に2つある。1つはオプション絡みで出ていた、まとまった規模の円売りを介入期待などで積み上がっていた円買...
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